モバイルオーダーシステムCHUUMO 導入事例 モバイルオーダーシステムCHUUMO 導入事例

導入事例

導入事例

ターリー屋 古市場店 様

 
100を超えるメニューでも安心のオペレーションを実現。
外国人スタッフ中心の店舗で、CHUUMOが受注効率化と接客品質向上を両立。
 


 都心を中心に店舗展開をしているターリー屋様ですが、幹線道路沿いで駐車場も広く、幅広いお客様が訪れる郊外にOPENした古市場店様。その多様な客層に対応しつつ、効率的な運営を実現するために選ばれたのが「モバイルオーダーCHUUMO」でした。


【座席】64席 【業種】カレー屋 【注文方法】店内注文

開業当初、本格的なインドカレーをカジュアルに楽しめるお店が少なく、
同店はその先駆けとして着実に成長してきました。

▲本格的なお客様におなかを一杯にして帰っていただきたいとの思いから、
ボリューム満点の本格的な インドカレーとナンを楽しめる。
ナンはお代わり無料。


今回は『株式会社ターリー屋 執行役員 事業本部長 一戸様』にお話を伺うことが出来ました。
入社当初2店舗だった店舗数も、現在は全国で45店舗にまで拡大。キッチンには外国人スタッフを中心に、異文化が混ざり合う環境で日々営業を続けている。

<料金プラン> LIGHTプラン 
<機器構成>  ハンディターミナル×1台
        キッチンプリンタ ×1台

<CHUUMO導入後のメリット>
●「ご一緒にいかがですか?」やセット提案など、自然な形で顧客が選択可能になった
●受注業務の効率化により約0.5人工分の削減を実感
●スタッフ教育・新人育成の負担軽減

 

▲株式会社ターリー屋 執行役員 事業本部長 一戸 和彦 様

100を超えるメニュー数と多様なセットメニューの受注業務を効率化したい

ターリー屋 古市場店でCHUUMOを導入されたきっかけを教えてください。

モバイルオーダー導入前は、お客様が入店された際にメニューをお渡しして、スタッフが手書きの伝票で一つひとつ注文を受けていました。
セットメニューの組み合わせも多く、受注に時間がかかるうえ、ミスの原因にもなっていました。
さらに外国人スタッフが多いため、メニュー説明やお客様とのやりとりに時間を要することも多く、
新人教育にもかなりの時間と手間がかかっていました。
こうした背景から、受注業務のセルフ化やオペレーション効率化を目的として、モバイルオーダーCHUUMOの導入を検討しはじめました。


モバイルオーダーで進める効率化と多種多様なお客様に安心して来店していただけるお店作り

モバイルオーダーの導入にあたって、不安や懸念事項はございませんでしたか?

モバイルオーダーは急成長している市場であり、パソコンが普及した時代のように、まさに過渡期にあると感じていました。そのため導入当初は「期待半分、不安半分」という気持ちでした。特に古市場店は、都会の店舗に比べて多様な客層が来店されるため、すべてのお客様がスムーズにモバイルオーダーを使いこなせるのかという懸念がありました。

セルフ化が進む時代だからこそ、安心感と接客の質を両立させたい
高齢のお客様など、操作に不安がある方にはスタッフが積極的に声をかけ、メニューブックを使って丁寧にご説明するようにしています。また、どなたでも使いやすいように見開きのメニューを併設し、モバイルオーダーのカテゴリ構成と組み合わせることで、全体像を把握しながら注文できるよう工夫しています。導入の目的は「業務を楽にすること」ではなく、スタッフが心を込めた接客を続けながらも、効率的にオペレーションを回すことにあります。お客様に「このお店なら安心して利用できる」と思っていただくことが何より大切です。モバイルオーダーの普及とともにセルフ化が進む時代だからこそ、安心感と接客の質を両立させることが、導入の意義だと考えています。

 

外国人スタッフ様にもモバイルオーダーは受け入れられましたか?

「実は導入前はその点が一番の不安でした。受注業務のセルフ化は進めたいけれど、外国人スタッフが何を何個作るのかを正確に理解できないと意味がありません。」
導入初期は、100を超えるメニューやセット構成をスタッフが正確に把握するため、厨房伝票(チビ券)に記号や英語表記を追加するなど、試行錯誤を重ねました。営業担当との綿密なやり取りを経て改善を続け、現在の安定したオペレーション体制を確立しています。

セットメニューも説明要らず。0.5人工を削減。

実際にCHUUMOを導入してどのような変化がありましたか?

導入して一番実感しているのは、受注業務が圧倒的に楽になったことですね。
以前は、セットの組み合わせやオプションの説明にどうしても時間がかかっていましたが、
今はお客様が画面を見ながら自分で選んでくれるので、自然とスムーズに注文が進みます。
「ご一緒にいかがですか?」といった提案も、システムがうまく促してくれるので助かっています。
忙しい時間帯は特に、注文を取るスタッフの負担が大きかったのですが、
人件費でいえば、体感的には0.5人工ほど削減できています。

▲セットメニューのオプション品やおすすめ品を自動で表示できます。

 

モバイルオーダーがコミュ二ケーションのきっかけに。
意外だったのが、お客様が想像以上に積極的に使ってくれることです。特に年配の方も、最初は戸惑いながらも「自分でやってみよう」とチャレンジしてくださっていて、ご家族で「これはこう使うんだよ」と話している姿を見ると、モバイルオーダーが良い意味でコミュニケーションのきっかけになっているなと感じます。忙しいときは、配膳の際に「ご注文内容に間違いないですか?」と改めて確認して、もし違っていればその場で対応しています。システム任せにせず、「人が介在する安心感」を残すことを大切にしています。

弊社との印象的なエピソードを教えてください。

検討当初、都内店舗への導入を検討していたのですが、どうしてもオペレーションと合わない部分があり、いったん見送りました。ただ、ちょうどその頃に古市場店の新規出店の話が出てきて、「新店なら一からオペレーションを組めるし、テスト導入にも良いかもしれない」と思い切って提案しました。
代表を説得して、まずは古市場店でチャレンジしてみよう、という流れになったんです。
導入が決まってからは、営業担当の方とほぼマンツーマンで1年近くやり取りを続けました。
メニュー構成や表示の仕方、厨房への伝達方法まで、細かい部分を一緒に検証しながら作り上げていきました。100を超えるメニューがある中で、外国人スタッフでも分かるようにオペレーションやメニューの見せ方等、試行錯誤を重ねました。導入後も何度も改善を重ねる中で、ようやく今の安定したオペレーションに辿り着きました。今の古市場店は、CHUUMOの営業担当と一緒に作り上げたお店と言っても過言ではありません。

▲日本全国の事業所のネットワークを駆使し、迅速かつ確実な対応で
サービスを提供します。また、365日対応可能なコールセンタを自社で運営、
些細なことから何でもお問合わせいただけます。

CHUUMOに今後、期待することやご要望があればお聞かせください。

現在は、スタッフからの不満や大きなトラブルもなく、非常に安定して運用できています。
おかげさまで店舗としても落ち着いてきていて、導入して本当に良かったと感じています。そのうえで、今後はもっと幅広いお客様に安心して使っていただけるモバイルオーダーに進化していってほしいですね。やはり店舗にはいろいろなお客様がいらっしゃるので、年配の方や初めて使う方でも「これなら自分でもできる」と思えるような操作性や案内の仕組みがあると嬉しいです。
これからも、現場の声を聞きながら一緒により良い形を作っていけたらと思います。